宮ノマエストロ
親子で”泉区産”を収穫
ひとり親世帯などを招待
中田東を拠点に活動するNPO法人宮ノマエストロは8月20日と21日に「ぶどう狩り」と「ブルーベリー狩り」を泉区内で開催、ひとり親世帯の親子などを招待した。
これはNPO法人全国こども食堂支援センターが行う「むすびえ・こども食堂基金」を採択して企画したもの。地域の生産者との交流や泉区の特産品を知ることなど「食育」を目的としており、両日でそれぞれ30〜40人ほどが参加した。
ぶどう狩りは中田北の青木果樹園で実施。同園は普段収穫体験は行っていないが、今回は主旨に賛同し、協力した。生産者の青木博文さんが、ぶどうを生産する上での苦労や栽培方法などを説明した後、参加者は「藤稔」の収穫を楽しんだ。
参加した親子は「ぶどうの花を見たり、扱い方や保存方法などを学べたりして良かった。楽しかった」と話した。
同日午後に行われたブルーベリー狩りは小山動物病院の小山幸伸院長が管理する畑で行われ、事前に小山さんがブルーベリーについて話した。
参加者は複数の木をまわって食べ比べをし、容器いっぱいに笑顔で摘み取っていた。
主催した宮ノマエストロの高橋裕子代表は「どちらも通学路沿いで子どもには馴染みがある場所。そんな場所でぶどうやブルーベリーが作られていることを知ってもらいたかった。夏休みの楽しい思い出になれば嬉しい」と話した。